NEEの人

バックオフィスの人

バックオフィス [仕事の風景]

真心

人とのつながりを大切にし、「期待に応え、いつでも頼れる存在であり続ける」という想いを胸に日々の業務に臨む。

鼓舞

課のまとめ役としてメンバーを鼓舞し、士気を高める役割を自ら率先して担うことで、チームの結束を高める一助になる。

H.Y.

総務本部
経理部 経理課
2010年入社

NEEに入社後、総務、契約、経理といったバックオフィス業務を経験してきたH.Y.が今、目指している「オールマイティーな事務職」とは何か。AIの普及により、「AIに奪われる仕事」と謳われることもある「事務職」が、むしろ不可欠だと語るH.Y.に、NEEの経理職、そしてバックオフィスが果たす役割について聞いた。

OUTLINE

チームワークを重視し、士気を高める声掛けやマニュアルを活用した効率的な教育に尽力。グループ会社との連携を通じた知見共有にも積極的に取り組む。さまざまなバックオフィス経験を積んできたからこそ、経理職を健全な企業経営における「最後の砦」と位置づけ、日々の業務は正確性を第一に取り組みながら、一方でデジタル化推進にも注力し、業務効率化と組織全体の発展に貢献する姿勢が光る。

バックオフィス [仕事の風景]

法改正対応もシステム改修も
“チーム”で進める

現在、経理業務全般とシステム改修を担当しています。チームに参加してからまだ日が浅いですが、一人ひとりが新しい業務手法を覚え、助け合う風土が育ってきたことを日々実感しています。
経理課に配属されたのは2019年。当時は共通のマニュアルがなく、それぞれが独自の方法で業務を進めていました。組織の属人化を改善するため、マニュアルの作成に着手し、周囲の助けを得ながら1年をかけて完成させ、現在も随時更新を重ねています。マニュアルによって統一された手順で業務を進められるようになり、ノウハウの共有や教育に関する労力を大幅に省力化することができました。

並行して取り組んでいる経理システムの改修では、以前所属していた契約部門での経験が生きています。紙媒体から電子契約への移行を推進、社内の業務効率化に貢献し、システムの要件定義について学ぶことができました。
また、法改正対応では以前の部署で築いた人脈が役立ちました。グループ会社の方々と意見交換を重ね、さまざまな事例に触れることで視野が広がったと感じます。

いずれの業務においても、まずは周囲を巻き込み、現場の意見を取り入れながらチームで進めることを重視しています。バックオフィス業務は、すべての従業員が効率的に気持ち良く働ける環境を実現することで、結果として企業成長に帰結するものです。その影響力を自覚し、チームの一体感から生まれる働きやすさ、そしてチームだからこそ実現できる力があることを、私たち自身が率先して社内に示していきたいと考えています。

バックオフィス [仕事の風景]

社会インフラを担う企業の
「最後の砦」という矜持

経理課は健全な企業経営における「最後の砦」として、正確な経理処理と円滑な業務環境づくりを使命としています。大袈裟な表現に聞こえるかもしれませんが、数字一つのミスでNEEが社会的信用を失う可能性もあります。この責任を重く受け止め、常に緊張感を持って業務に向き合っています。
当社は高速道路という、日々の暮らしに欠かせない重要な社会インフラに携わるエンジニアリング会社です。「安全・安心・快適・便利」な高速道路を提供し続けるためには、技術職の方々が最大限、力を発揮することが重要になります。そして、技術職の方々が本来の業務に集中できる環境を整えることも、私たちバックオフィスに携わる人間の大切な使命です。

AIが社会に浸透する中で、「AIに奪われる仕事」として事務職が挙げられることもありますが、「人を支える」ためには「人が持つ経験や肌感覚」は必ず必要だと考えています。実際にさまざまな業務がAIを活用し、デジタル化が進んでいますが、この業務フローが本当に必要なのか、従業員やお客さまのためになっているのか、意義や責任、そしてどう感じるのかという面でジャッジを下すのは人です。常に自分たちの存在意義を意識することで、仕事の真価は変わってくるのだと思います。

誰もが自分らしく活躍できる
ダイバーシティ推進の中で

NEEはダイバーシティを推進しており、経理課でも障がいのある方が多く活躍しています。より最適なコミュニケーション方法やツールを模索しながら、誰もが共通認識を持てる環境づくりに取り組んでいます。
事務職は女性が多く、NEEにおいても全体の6割を占めています。現在、女性管理職は担当課長職までにとどまっていますが、将来は課長や部長といったマネジメント層に進出する女性を増やしていく必要があります。現在も女性活躍支援に関するさまざまな制度が整備されてはいますが、さらに改善の余地がないか、私自身がロールモデルとなり、経験と実践を通じて社内に還元していきたいと思っています。

経理以外にもこれまでさまざまな経験を積んできましたが、「どこに聞けばいいのか分からない」という声が少なからずありました。バックオフィスでは業務ごとに組織が分かれているものの、技術職の方から見れば「どの部署に聞く」ことではなく、「分からないことが聞ける」ことが重要です。現在は経理職に就いていますが、会社全体を支える「縁の下の力持ち」として、バックオフィス全般、幅広いスキルを身につけた「オールマイティーな事務職」として、NEEに、そして社会に貢献できる人財を目指し続けていきたいと思っています。

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