スパイダーeye® 点検・調査・診断
Before
After
Team スパイダーeye® 開発バックストーリー人が近づけないところに蜘蛛のように近づいて隅々まで見つめるeye。近接目視点検をカメラが担う。
開発のきっかけ
「人が近づけない、橋梁点検車も届かない箇所を点検できるようにしたい」というのが動機です。川の上や山間部に架かっている橋梁で、検査路がない主桁間や張り出し部、また都市部で大型遮音壁があって機械が設置できない場所など、人が近接目視点検できない場所で使用することができます。点検のための交通規制や大掛かりな足場も必要なく、作業もより安全で迅速に行えます。
アピールポイント
画像処理です。橋梁の床版下面の撮影では、地上から撮影すると鋼材が写リ込み見えないところがあります。しかしながら、カメラの高さを上げることで邪魔な鋼材の隙間をかいくぐり死角のない画像となります。また、カメラの高さは最大で1.5m伸ばすことができ、桁の内部にカメラが入り込み近接で変状も確認できることです。
苦労した、困難だった点
カメラの特性や写真の撮り方、画像処理技術について理解するのが大変でした。また、軽さや操作性など現場での使い勝手の良さをどう実現するかも苦労した点です。